月別アーカイブ: 3月 2012

ケアマネのあり方

同検討会は、社会保障審議会介護給付費分科会が昨年12月にまとめた審議報告で、「ケアマネジャーの養成・研修課程や資格の在り方に関する検討会を設置し、議論を進める」と提言したことを受けたもの。具体的には、▽養成カリキュラムや研修体系の在り方▽試験の在り方▽資格の在り方―を中心に議論し、今年秋をめどに中間報告を取りまとめる予定。さらに、「次期(介護保険)制度改正や(介護報酬)改定の議論が始まる前」(厚労省老健局振興課の川又竹男課長)には、最終的な報告をまとめたい考えだ。
厚生労働省は28日、「介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」(座長=田中滋・慶大大学院教授)の初会合を開き、ケアマネジャーの現状をめぐり意見交換した。委員からは、ケアプランの質の評価を求める意見などが相次いだ。

 意見交換では、ケアプランの質の評価の必要性を指摘する意見が相次いだ。筒井孝子委員(国立保健医療科学院統括研究官)は、「ケアマネジャーの能力を評価する方法を確立した方がいい」と指摘。野中猛委員(日本福祉大教授)は、「どんな(よい)ケアプランを作ろうが、成果として評価されない。成果を評価するインセンティブが必要」と強調した。

 また、ケアマネジャーの研修制度に関しては、畠山仁美委員(日本介護福祉士会常任理事)が、「個々の力量の差をなくすためには、研修しかない。しっかりした体制づくりが必要」とした。馬袋秀男委員(民間介護事業推進委員会代表委員)は、「達成レベルが不明瞭。どのような訓練を入れるか整理しないといけない」と訴えた。
(CBNewsより)

ケアプランへの提言

東京都は「地域包括ケアシステムに向けたケアマネジメント講演会」を開いた(27日、都庁)  「ケアプランを考える視点」をテーマに講演した佐藤教授は、「介護支援専門員は、利用者にとっての自立した日常生活とは、具体的にどのようなものかを見通せる人でなければならない」と指摘。その情報がケアプランに記載されていなければ、「誰にでも使える、個別性のないケアプランになってしまう」と述べ、第2表の長期目標の項目に具体的に書き込むべきと提言した。

 また、介護保険内外のサービスが提供される地域包括ケアを実現するためには、利用者のニーズを把握する必要があると指摘。ニーズを把握する上では、利用者に対するアセスメントやモニタリングを日常的に行っているケアマネジメントが重要な役割を果たすと訴えた。